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  • 執筆者の写真Yayoi Nishii

コアジサシ営巣状況調査2024-1

今年もあっという間にあの元気いっぱいなコアジサシの声が聞こえてくる季節になりました。初認は4月21日。3羽がもつれながら、本当に嬉しそうに飛んでいました。

命を喜んでいる、そんな感じです。

いつも見ていて思うのですが、コアジサシってポジティブな印象しかないんですよね。

イソシギとか、オジロトウネンとか、どこか寂しげ。

でもコアジサシは「快活」とか「能天気」とか、「とにかく明るい!!」そんな言葉が浮かびます。(あくまで個人の感想です)


そこから約1週間、徐々に数は増えてきて今日は20羽ほどに。

まだまだ少ないですがこれからどんどん増えてきてくれるといいです。



さて、今年もコアジサシの営巣調査を・・・と重い腰を上げようとしたその時!!

なんと救世主の登場です。

会員のHさん、Mさんが調査してきて下さっていました~(/ω\)

ありがとうございます!!

可能性のありそうな場所、毎年牛窓から笠岡まで、一通り見て回るのですが、

笠岡と旭川河口〜岡山市東区の水門湾(牛窓の手前)まで見て来て下さったとのこと。

笠岡では移動中でしょうか?

2羽の確認があったそうですが、その他のエリアでは確認できず。

もう少し季節が進んだらまた報告して下さるそうです。



現地には、デコイのワークショップでもご協力下さった天野産業株式会社さんによって、

注意喚起の看板が設置されています。

同社のキャラクター「てんとら」ちゃんがコアジサシをガードしてくれています。


コアジサシなどの卵はとても見つけにくい。うっかり踏みつぶすという悲しいことが起きませんように!そして埋め立て地は危ないのです!

そんな感じで今年もコアジサシの子育てシーズンが始まりました。

デコイでの誘因は絶対ではありませんし、選ぶのはあくまでもコアジサシ。

現地にはコアジサシから魅力的に見えそうな裸地は他にも存在しています。

デコイに色塗りをして下さったみなさんや、ご協力下さっている天野産業株式会社さん、水島港湾事務所さん、みんなの願いが届いてデコイ設置エリアに降りてくれることを願っています。


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