今年も当会ではコアジサシの県内営巣状況調査を実施しています。
玉島のコアジサシですが、飛来状況をお伝えした水島港湾事務所から、
今年も2021年の時と同様に、営巣が確認されたら工事車両や人による踏みつぶしなどを避けるため、バリケードを設置するなどの対策を講じて下さる旨、ご連絡いただきました。
ありがとうございます!!
コアジサシに代わって御礼申し上げます。
さて、その営巣状況ですが、玉島では求愛給餌も確認したのですが、
やっぱり適した場所が少ないんですね・・・
相変わらず埋め立て地内にとどまっていたり、周辺で採餌する様子は見られますが、繁殖している様子はなさそうです。
そして初認時は40羽ほどいたのですが、玉島にいる個体は少なくなっていっているようです。他に繁殖に適した場所があるのならそれが一番いいのですが。
会員の方からは笠岡方面でのコアジサシ営巣状況調査報告が届きました。
5月2日、神島の海岸、笠岡湾の干潟など全3か所のご報告でした。
いずれもコアジサシの姿、声も確認できず、かわりにチュウシャクシギなど、シギ・チドリ類のカウントをして下さいました。お疲れ様でした!
せっかく命がけで渡ってきたのです・・
ぜひとも次の世代へバトンをつないでほしいものです。
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