今年もコアジサシの季節がやってきました。
全国各地からも初認の連絡が届いていますが、玉島でも飛来を確認していて、
キリキリっとにぎやかな声が響いています。
今年は昨年の二の舞にならないよう、事前に地域や企業のみなさまへお知らせをお送りさせていただきましたが今のところ営巣場所の確保には至っていません。
日本へはオーストラリア地域で冬を過ごした個体が繁殖にやってくると言われていますが、
せっかく片道およそ8,000kmもかけて生まれ故郷の日本へ帰って来たコアジサシ。
今年も昨年と同じように繁殖したいのにできないまま、南へ帰らなくてはいけないのでしょうか・・・
今回飛来した中には2021年に玉島で巣立った個体も含まれているかも知れません。
どんな気持ちでこの地を眺めていることでしょう。
当会ではこの状況を岡山県に報告しています。
また、全国のコアジサシ保護に取り組む団体が集まるグループでも、繁殖成功に向けて意見交換などを行っています。
今後この状況が好転し、今年は1羽でも繁殖を成功させ南へ帰したいと願って行動していきます。
一緒に調査して下さる方も募集しています。
みなさま引き続き応援のほどよろしくお願いいたします。
************** お知らせ **************
たましま 干潟と鳥の会では、2023/5/13（土）世界渡り鳥の日に「たましまの未来に渡り鳥の集う干潟を残したい～なぜ今干潟なのか」と題してシンポジウムを開催します。 浅海や干潟・沿岸環境や、そこに生息する生きもの、渡り鳥に関する専門家をお招きしご講演いただきます。 後半にはパネルディスカッションも予定しています。 オンライン参加も可能です。 詳細は当会のHPよりご確認ください。 たくさんの方のご参加をお待ちしております。
---イベント情報---- 「たましまの未来に渡り鳥の集う干潟を残したい～なぜ今干潟なのか」シンポジウム ◆日時：5/13（土）13：00～16：00 ◆場所：玉島市民交流センター二階 第二会議室 ◆参加無料 ◆申込要 申込・お問合せは たましま 干潟と鳥の会へhttps://tamashimahigata.wixsite.com/website
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