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県内コアジサシ営巣状況調査ー4

7月も終わりになってしまいましたが、やっと玉野市方面のコアジサシ調査に行くことができました。(公開するときはすでに8月ですね・・・)


今年はシギ・チドリたちの渡りが早いのでは?!と言われていて、

確かに玉島でもキアシシギやソリハシシギ、トウネンもすでに確認していました。

ちょうど大潮の干潮が朝の6:30頃だったので、玉野でも何かみられるかもと思い、

朝早めに番田干潟へ出かけてみました。


シギ・チドリはいませんでしたが、アカテガニの集団がたくさん出てきて、

中にはおなかに卵がいっぱいのものもいました。

渋川海岸から少し行ったところでたくさんのイカの子どもも見ることができました。


あまりに暑かったので、帰りには「田井みなと公園」に寄って水遊びをして涼んで帰りました。「田井みなと公園」は海と繋がっている親水広場があり、たくさんの小魚やハクセンシオマネキを見ることができました。

時間が経つにつれて親子連れの来場者が目立ち、みんな魚をすくったり、カニを観察したり楽しそうでした。


本題のコアジサシですが、結局この日も姿を確認することはできませんでした。

他団体の記録も、やはり例年同様玉島ハーバーアイランドのみとなっていますし、

今年、岡山県内のコアジサシの繁殖はとても残念な結果になってしまったようです。


5月末には一部、1週間以上同じ場所にうずくまっていることも確認していたのですが、立入禁止箇所だったため卵の有無等こちらでは確認できず、抱卵している可能性が限りなく高いことなどを水島港湾事務所には相談していましたが、営巣状況の確認は危険なためできないとのことで最終的には営巣放棄してしまいました。残念です。


今後は玉島周辺企業や団体への呼びかけなど行って行きたいと思います。

きっとまた来年もやってくるコアジサシのために・・・!




真ん中の黒いものがイカの子ども。人影に気づくとスッと沖へ逃げてしまう。とても俊敏!



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