コアジサシの繁殖状況ですが、全国各地から少ないながらも巣立ちやヒナの確認報告が入っています。
NPO法人 リトルターンプロジェクトさんでもヒナの確認がブログで発表されていました!
報告されている数よりもう少しいそう・・・とのことで、かわいいヒナの写真も見ることができました。うれしいですね。
ですが、新しい天敵、ハクビシンの存在も見つかったとの事で、心配の種は尽きません。
渡っていくまでもう少し!ヒナの成長も待ち遠しい。早く飛べるようになってほしいものです。
NPO法人 リトルターンプロジェクトさんのブログはこちら
玉島でも少なくとも10年以上前から飛来・繁殖が確認され、昨年は水島港湾事務所の協力もあり4羽が巣立ち、玉島から羽ばたいていきました。
今年は飛来はあったものの、繁殖に適した場所がなく、オスがメスにプロポーズする求愛給餌なども見られましたが繁殖することができませんでした。
こんな状況は今年だけではなく、これまでも、飛来し、求愛給餌までは見られたものの繁殖できずにいなくなってしまうということはたびたびありました。
飛来している場所が玉島ハーバーアイランド内だからといって、現地管理の行政だけにゆだねていては間に合いません。
岡山県ではレッドデータブックや、岡山県希少野生動植物保護条例、岡山県自然保護基本計画、岡山県環境基本計画-ECO VISION2040-など、たくさんの環境に対する取り組みがあります。
それらは「自然との共生」を強調、県民、事業者、行政がそれぞれの立場で連携・協働し、豊かな環境を次世代に残していくというような内容になっています。詳しくは各計画や条例のHPをご覧ください。
これらの取り組みにのっとって、当会でも手遅れになる前に、何かできることはないかと啓発用のNEWSを作成!
少しでも理解が広がることを願って、これから配布していきたいと思います。
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