タカラ・ハーモニストファンド活動助成、
パブリックコメント・意見書、他団体との協働の年
このページでは2022年度の活動内容についてご紹介しています。
■コアジサシのための100のチャレンジ開始
年々少なくなりながらも毎年帰ってくるコアジサシの繁殖場所を何とか守れないものか、当会では各方面と対話、試行錯誤、検討を重ねております。今後も毎年コアジサシが玉島に飛来し続けてくれるよう、当会では100のチャレンジを実施。まだ公表できないことも含めて少しずつ何か成果のしっぽのようなものがつかめそうな感じもしています。
このチャレンジは今後も続けて参ります。
2022年度の活動は、タカラ・ハーモニストファンドより活動助成を受け、様々な活動をすることができました。
これまで実施できなかった観察会やワークショップ、動画の作成なども実施。締めくくりのシンポジウムは多くの人に参加いただき、玉島の干潟の危機的状況と、これからについて、参加者の方に問題提起できたのではないかと思います。
活動の内容については左のそれぞれの内容タイトルをクリックしてご覧下さい。
■倉敷市立玉島西中学校地域学習特別講座実施
日頃よりお世話になっているたましま会(玉島学会)さんのお誘いで、
地元玉島西中学校の2年生の生徒さんに向けて特別講座を実施しました。
生徒さんの多くが干潟って?行ったことがない、知らない、という状況でしたが、身近な干潟に希少な野鳥が飛来することを知ると目を輝かせ、興味深そうに聞いてくれていました。後日、紙芝居にまとめ、別のクラスのみんなにも報告してくれたようです。感想からも楽しかった、家族に教えたい、見に行きたいというものが多く、知ってもらうことで保全につながると改めて実感できこちらも大変勉強になりました。
■パブリックコメント・意見書提出
・2022年5月 「(仮称) JRE鏡野風力発電事業 環境影響評価方法書」に対する意見書提出
・2022年11月 瀬戸内海の環境の保全に関する岡山県計画(素案)に対する意見書提出
・2023年2月 次期生物多様性国家戦略(案)に対する意見書提出
■その他の活動
・NPO法人 ラムサールネットワーク日本湿地のグリーンウェイブ参加
・玉島平和美術展参加
・環瀬戸内海会議「瀬戸内法50年プロジェクト」参加