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干潟の価値を守り
未来へとつなぐ・・・
玉島の地域環境と課題
玉島地域の干潟は、長年にわたる大規模な埋め立てや開発により、その面積の多くが失われました。現在残されている河口や海岸線の干潟でも、環境の変化や悪化が確認されています。
私たちは、この現実を踏まえ、残り少ない干潟の環境をこれ以上悪化させないこと、そしてその価値を広く知ってもらうことを重要な課題として活動しています。
干潟が育む豊かな生命のネットワーク
限られた環境ではありますが、玉島周辺の干潟は今なお、渡り鳥たちにとって非常に重要な場所です。
シギ・チドリ類をはじめとする多くの鳥たちは、長旅の途中でこの干潟を利用し、命をつないでいます。
鳥たちが集うということは、それを支えるゴカイやカニなどの底生生物が豊かに生息しているということです。
これらの生物が健全な状態でいるからこそ、渡り鳥の貴重な給餌地として機能しています。
渡り鳥の飛来状況や生息生物の調査は、地域の海辺の環境が今どうなっているのかを知るための、
大切な指標になる考えています。
調査と連携を通じた保全への取り組み
私たちは、この貴重な環境を守り、残していくために、様々な調査活動に取り組んでいます。
☝継続的なモニタリング: 渡り鳥や干潟の生きものの利用状況を定期的に調査し、環境の変化を見守るとともに、
環境省 モニタリングサイト1000 シギ・チドリ類調査に参加し、結果の共有も行っています。
☝地域との連携と啓発: 調査結果を基に、地域住民の皆さまや関係機関と連携し、干潟や渡り鳥の保全に向けた具 体的な提案や啓発活動を行っています。特に、コアジサシなどの貴重な種の保護に力を入れています。
この地域の宝である干潟と、そこで暮らす生きものたちの未来のために、皆さまと一緒に活動を続けていきたい
と考えています。どなたでもお気軽にご参加ください!!
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